公式 AIWA・カセットデッキAD-F70M【フルメンテ品】(動作快調)

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商品情報

AIWAのカセットデッキAD-F70M(1980年発売)です。動作不良品を入手し以下のようなメンテナンスで機能回復しました。性能の詳細は(https://audio-heritage.jp/AIWA/player/ad-f70m.html)を参照下さい。その後1年半ほど、温度湿度一定環境下で保管し、今回出庫にあたり動作確認し、一部新たな不具合修正(テープカウンター・リセットボタンの引っかかり)して機能回復しましたので出品します。

当時、一世を風靡したAIWAの薄型実力シリーズの中にあってはエントリークラスの本機ですが、当時、どのメーカーも装備していたBias Fine Control やピークインジケーター、さらにはテープ残量計も備え、フェザータッチのフルロジックオペレーションは操作する楽しさを感じさせます。サウンドは本シリーズ上級クラスの80Mや90Mと比べると高域のきらびやかさ、中域の厚みや低域の馬力感は薄まりますが、ヘッドクリーニング、アジマス調整と全基板再半田もしているので、数十年経過したの寝ぼけたサウンドではなく、一応、ワイドでダイナミック感もほどほどにあるかな、と思います(主観)。

テープ駆動系メカは以下に示しますように丁寧に修理しましたので動作快調です。VRやSW類も接点清掃し実使用に問題なく、Bias Fine ADJ も効いているようです。オーディオ & カセット全盛期を迎えつつあった当時の物量投入実力機です。昔に録音した古いテープも良い音で再生できます。録音も普通にできるようです(出品者は歳のせいか、テープヒスや細かな音の差がよくわかりませんがノーマル、ハイポジ、メタルの順にテープヒスは小さくなり良い音で再生していると思います:主観)。

正面パネルは分解して丁寧にクリーニングしました。外観は細かく観察すれば、経年の劣化や傷他が多々ありますが実使用で設置後少し離れてしまえば気にならないかと思います。お安く出品しますので、この機会お見逃しなく。

お取引後のトラブル回避のため、説明文を(縦に長いので)最後までお読み下さい。
・お取引のポイント
・着時の状態にかかわらずNC・NR。送料着払い です。
品(本機は発売から42年経過しています。)に御理解のある方のみ御入札下さい。

・輸送による温度変化・振動で状態が大きく変化する可能性があります。
・お手元に届いてから短期間で故障する可能性があります。
*************************

・落札後のキャンセルは固くお断りします。やむを得ずキャンセルする場合はシステムより自動的に「非常に悪い」評価がつきます。
・落札後24時間以内に御連絡、3日以内に落札代金をお支払いを頂けない場合は御落札を削除します。その場合はシステムより自動的に「非常に悪い」評価がつきます。
・新規ID、悪い評価がある方は入札前に質問欄より御連絡下さい。誠意を持って対応します。御連絡なく入札されると削除する場合があります。
・発送(箱/緩衝材等)はリサイクルを心がけておりますので御了承下さい。
・着荷後は開梱・品物の状態にかかわらず「受け取り連絡」を3日以内に御願いします。1週間以上「受け取り」連絡がない場合は、確認連絡の上、評価を下げますので承知おき下さい。
・当出品は御入札ない場合は再出品は2回まで行います。値下げはしませんので御了承下さい。


【本機入手時の状態】
・外観・内部:相当に汚損が進み、内部は塵埃が多量に堆積し放置状態だったことが予想される。 ・電源入らず(電源SWの接触不良)
通電回復後
・メカ不動:全てのメカ駆動系ベルトの断(加水分解)
・録再信号入らず(電源部のヒューズ抵抗断)
・各VR、SWに接触不良あり
・DOLBY IC不良、DOLBY回路フィルムコンデンサ劣化不良
・ピークインジケーター動作不良:一部セグメントが飛び飛びに点灯したまま振れない。
・録再ヘッド表面の経年によるくもり
*以上、基板の状態からDOLBY回路フィルムコンデンサ劣化不良を原因として、過電圧がDOLBY ICにかかり、DOLBY ICが内部破損;過電流発生により電源部ヒューズ抵抗断に至ったと推測されます。本シリーズ及び一部他メーカーの一部機種でも散見される症状です。

【状態】
・オーディオ出力:正常。
・ワウ・フラッター / 再生テープ速度:聴感上は正常です。計測器で測定をしていないので詳細はわかりません。
・ヘッドホン出力:正常。OUTPUT VRガリありますが、動かさなければ発生しません。
・録音VR:正常。ガリはないと思いますが詳細はわかりません。
・MIC関係:マイク接続しての動作は未確認ですが、正常動作しているようです(マイクアンプの発振等はありません)。
・テープセレクター機能正常。
・Bias Fine ADJは効いているようですが、測定しているわけではないので正確にはわかりません。
・各メモリー&タイマー機能は未確認。
・VUメーター、ピークインジケーター、ピークホールド正常。
・テープ・オペレーション正常(再生・一時停止・早送り・巻き戻し・録音・REC MUTE)
・Cue & Review はメカに負担がかかるため念入りには確認していませんが、動作するようです。
・DOLBY NR 正常。MPXフィルターは効いているのかは、計測器がないためわかりません。
・再生 / 録音:正常。他機で録音したテープは良い音で再生できます。自機録再も正常かと思います。
・テープ走行時に、メカから、ややカタカタ音が聞こえてきます。
・電源on後、最初の再生動作を始めるときは、再生ボタンを押してから、(何か考えているようなそぶりで)2秒ほど経過してからヘッドが上がり正常再生はじめます。その後は遅滞なくキビキビ動作します。
(メタルテープを使用しても目を見張るほど劇的に良い音にはならないようです。その分、ノーマルテープが良い音なのかと思います。)
・テープ残量計:実使用で問題ないとおもいますが、最終端(終了1分前程度以降)でわずかにゼロよりマイナスに触れます。
・テープカウンター:動作しますが、リセットボタンがやや引っかかりがあります。時々引っ込んだままになりますが、横からボタンに力を加えると復帰します。
・VUメーター内照灯:正常に点灯します(オリジナルのままなので、ほんのりと暖かな光です)。
・筐体は本体カバー・裏板・リアパネルに小キズ・経年の汚れ・所々に錆・くすみがありますが、フロントパネル・天板に大きな目立つ傷等ありません(主観)。
・本体カバー(天板含む)は洗剤を使い洗浄しているので経年の全体的な汚れは落ちています。近づいて見ればそれなりですが、ぱっと見はすっきりと綺麗です(主観)。
・フロントパネルは化学処理して隅々までクリーニングしましたので、黄ばみなどなく光沢ありまずまずの状態です。しかし、細かな打ちキズ、線キズ、ツヤのムラ、汚れの跡は多数あります。光を反射しながら入念に観察すると、いろいろとこまかな傷や跡が視認されます。出品者の老眼では、少し離れると気になりませんが、神経質な方は気になるかと思います。
・レタリングの劣化:消失、かすれはありません。
・録音ボタンの赤色正方形のインジケーターは塗料がすべて剥げています。
・レバー類は目立つポツポツは塗装が剥がれない程度に除去していますが、小さいポツポツは残っています。
・つまみに傷がいろいろありますが、大きな目立つものはありません(主観)
・以上より見栄えが大きく悪くなるような塗装剥がれや打痕等、外観形状のダメージはありません(主観)。
・無信号時に音量を上げると電源ハム音が若干あります。
・他にもいろいろとチェック項目があるのかもしれませんが、記載以外の機能は確認していません。テープ再生は手持ちの90分テープを繰り返し何日間かにわたって行い正常動作を確認しています。録音は90分テープ半面(45分)数回による短時間の確認です。以上から実使用で問題ないかと追います。

【機能回復レストア作業の詳細】
・本体完全分解後(電源まわり以外)、筐体は内側まで徹底的にクリーニング
・全回路基板分解取り出し後、再半田&表面の清掃
・各接続ケーブル、コード類も徹底的にクリーニング
・電源部ヒューズ抵抗は1/2 W級を並列化して交換(オリジナルは1/4W級)
・DOLBY NR基板:全フィルムコンデンサー、IC交換。ICは中華製。今後のメンテナンス製を考えIC装着はソケット化(基板を取り外さなくてもIC交換可能です)
・そのため、出力レベルを再調整
・ピークインジケータ駆動基板内のTr2個、オペアンプ1個交換
・各VR、切り替えSWは分解し接点清掃&接触抵抗確認
・メカ:アイドラ関係のゴム部分、各ゴムベルト、ピンチローラーはすべて交換
・録再ヘッド:完全に曇っていたため、鏡面仕上げ用研磨剤で再研磨。その後、十分にテープ走行し、テープがタッチする部分は状態良好です。
・ヘッドホン端子、出力端子はリューターを用いて接点を磨きました。
・フロントパネル:分解し内部クリーニング、表面は研磨剤他を用いてクリーニング
・テープ・オペレーション各SWも分解し接点清掃
・聴感に頼ってテープ速度(速度調整用半固定抵抗の接触不良による)、アジマス再調整。
(アジマス調整ビスは今後のメンテナンス性を考え固定していません。四季の移り変わりを経た時間経過(長いスパンの温度変化)で調整がずれてくることはあり得ます。)
・テープパス:治具がないため何もしていません。そのため、テープによっては再生の音質が変わる可能性がありますが、出品者手持ちの20本程度の各ポジションテープでは大きな変化、蛇行やテープの絡まり等のトラブルは発生しませんでした
*出品直前:テープカウンターリセットボタン取り付け位置調整と注油。


【安心してお使い頂くために】
・全基板半田リワーク及び一部デバイス交換しているためエージングで音質が変化します(ドンシャリ傾向が落ち着いてきます)。毎日2時間程度の使用で概ね1ヶ月で安定します。→ 長期保管ですでに落ち着いたサウンドになっているのではと思います。
・120分テープの使用は避けて下さい。テープが薄くテープ巻き込みが発生しやすいです。
・長期間(特に梅雨期間)使用のなかったテープはカビが生えている可能性があり、最初のテープ走行でヘッドにカビ(白い粉のようなもの)がたまってしまい音質(特に高域)が低下します。このような場合は一定再生時間(例えば1曲)ごとにカセットを取り外して綿棒で軽くヘッドやカセット側のテープパッドをクリーニングして下さい。2回程往復すればきれいに取れると思います(出品者経験より)。
・ヘッドの減磁、防磁処理は再生音質において高域が低下してくるなど症状が発生してから行って下さい。過度に行うと逆に帯磁してしまい(ポップノイズなど)雑音発生の原因となります。
・各切り替えSWは長期間の御使用がないと、ガリや接触不良が発生しますので、頻繁な操作(電源を入れなくとも良い)をお勧めします。
・ゴムベルト類は消耗品です。設置環境にもよりますが出品者の経験から概ね7年程度で交換が必要になります。
・本機は設計仕様上の問題からDOLBY ICは故障しやすいようです。本機の2個のDOLBY ICは新品交換していますが、原因となる品質に問題のあるコンデンサーは再発防止のため全て交換しておりますが、御使用により再度、故障する可能性があります。
・メカは今後、冬季に向けて気温が低下してくると(ゴムパーツの硬化によるスリップ発生により)不具合が発生する可能性があります。極力回避するためには毎日少しでも良いのでお使いになることをお勧めします。
・非常に古い品物ですので短期間で故障する可能性があります。将来不具合生じても電源が入る(or 電源トランスが生きている)場合は当方で極力修理対応します。ストック部品ある限り修理対応しますので修理品を元払いでお送り下さい。
・診断の結果、一部特殊部品互換品のない部分(メカ制御のマイコン等)故障の場合は修理不能な場合があります。

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